2022年12月上旬
そろそろ熱海梅園の紅葉が終わってしまう！と気がついたものの、つい先日、青森を旅行して来たばかりで金欠中。そして急に思い立った為、家族や友達、誰も予定が合わないけれども紅葉は待ってくれません。ならば在来線で一人で熱海に行ってやるー！！
…という事で、今回は交通費を抑えるべく小田急線経由で熱海へ。
※※経路※※
〈JR東海道線〉小田原7:56→熱海8:19
最寄駅からの片道運賃はICカード使用で1498円。新幹線だと座席にもよりますがおおよそ4000円位かかるので、今回は半額以下で来れています。まぁ、その分、時間はかかっていますが…。
電車に乗っている時間が長い分、ついつい車内の人を観察しがち。この日は天気が良かったからか？代々木上原からは登山者がとても多かったのですが、その人達はほとんどが秦野・渋沢・新松田あたりで降りてしまいました。この時点で登山者よりも自分の方が長く小田急線に乗っている事に気付き、驚きました（笑）
私ってもしかして乗り鉄要素ある？いやいや、乗り鉄の人達はもっと長い距離を楽しんで乗っているから私は違うな。でも在来線の旅って思っていたより悪くない。いや、意外と面白いかも。
小田原からの東海道線はしばらく海沿いを走るので、晴れた日のオーシャンビュー、朝日がさしてとても素晴らしい眺めでした。
熱海駅直前で東海道線が少し遅れた為、当初乗ろうと思っていた熱海梅園行きのバスには乗れませんでしたが、もう次のバスが停車していた為、そのバス内で軽食（パンとカフェオレ）をとり、熱海梅園に着いたのは9時過ぎ
12月初旬でもまだ緑の葉が残っていて、やっぱり熱海はあったかいんだなぁと思いつつ、緑と赤のコントラストも美しいので、これはこれで良し！
熱海梅園内は写真映えしやすい川や赤い太鼓橋等もあるのですが、どうしても観光客が写ってしまうので、ここには紅葉だけ載せておきます。
50分程、園内をまわった後は梅園内の足湯へ。ここの足湯大好きで、熱海梅園に来る時は必ず足湯にも立ち寄っています。キレイな足湯なのに無料！ちゃんと管理のおじさんもいるのに無料なんて素晴らしいです。今回は朝一だったせいかお湯が少し熱めでしたが、足の疲れを取るには丁度良かったです。
足湯満喫後は梅園を後にし、来宮神社へ徒歩で移動。このルートは道を下るだけなので、10分程歩きはしますがラクチンです。
来宮神社は何年か前に改装（と言うのか？）して、境内がとても綺麗でオシャレになった為、休日は参拝客がとても多く、若い人達で溢れている事が多いのです。私のお目当ては来宮神社入口にある売店の麦こがしソフトクリーム。この売店、しばらく営業していなかったようなので、食べる事が出来たのは久しぶりでした。
この後、一応神社にお参りはしたのですが、混んでいて落ち着けず、まぁ麦こがしソフト食べたからいっか。そもそもここ何度も来てるしね（←バチ当たり）…てなワケで早々に退散し来宮駅へ移動。今回はサンビーチには寄らず、このまま三島へ行きます。
※※経路※※
〈JR東海道線〉熱海11:37→三島11:50
運賃330円
三島でお昼（鰻）を食べたかったので、ギリギリ12時前にお店へ滑り込みし、鰻一尾のひつまぶしを注文しましたが、これ鰻だけ量が多いのではなくて、ご飯の量も多かったんですねー。出てきたひつまぶし、私には大盛に見えましたが、頑張って完食しました。美味しかったです。（昼食だけはケチりませんでした。）
その後、楽寿園裏にある源兵衛川へ。この辺りは富士山からの雪解け水があちこちに湧いていて、とても水がキレイなんです。以前、夏に訪れた時に近所の子供達がこの川で遊んでいるのを見て、住宅街の中に流れる川なのに、今時、川で水遊びする子供がいるなんて！！昭和初期の子供じゃあるまいし…と、その時は非常に驚いたのですが、この光景はとても微笑ましいと言うか、こんな場所が今も日本の街中にあるんだという事に驚きを隠せません。
それ以来、水の美しさに惹かれて何度か訪れていますが、冬は水量が減るので川の中の遊歩道を歩く事ができ、より近くで水のキレイさを感じる事ができます。※動画だと水のキレイさがもっと伝わるのですが、写真だとちょっと難しいです。
源兵衛川は川沿いをわりと長く歩く事が出来るのですが、今回は三島大社にも行きたかったので、足が疲れる前に移動。
源兵衛川からスマホのGoogle先生の指示通りに歩いたところ、三島大社の脇から入ったので、最初はこんな大きな神社である事がわかりませんでした。こちらの神社ではきちんとお参りをし（笑）御守りを買ってきました。親には木箱入りの健康御守、夫には開運御守、私は金運御守です！御利益があるといいなぁ。
そろそろ足が疲れて来たのと、帰りの時間が近づいて来たので、駅に向かいつつ、水の湧く菰池公園に立ち寄りました。
ここもマンションの立ち並ぶ住宅地内にある普通の公園なのですが、湧いている水はとても澄んでいて、地元の人はもう見慣れていて何とも思っていない様子ですが、私は一人でただひたすら感動。湧水が写真にうまく撮れていないのが残念です。
美しい湧き水をずーっと眺めていたいですが、帰りも在来線で移動の為、早めに帰ります。
※※経路※※
〈JR東海道線〉三島15:00→熱海15:14
〈JR東海道線〉熱海15:26→東京17:17
最寄駅までの片道運賃は2148円。帰りも小田急線で帰る予定でしたが、代々木上原からの乗り換え時に座れないと足がキツイなぁ（←老化）と思い、完全ケチケチ旅にはなりませんでした。でも初めての一人日帰り旅行、寂しいかと思いきや、全くそんな事はなくとても楽しめました。いつもは新幹線であっという間に着いてしまう熱海ですが、在来線の旅も捨てたもんじゃありません！
そして帰宅後にふと気づく。ケチケチ旅なら青春18きっぷってのがあるよね…？（ニヤリ）
