冬の家族旅 温根湯・野付半島・阿寒湖・網走

2019年2月下旬

北海道に全日程観光付きの旅行に行ってきました。
ツアー代金等の詳細は忘れてしまいましたが、観光・食事付きなので、普段の交通費・ホテル代のみの旅行よりかはツアー代が少し高めだったと思います。

初日は旭川空港から温根湯温泉の旅館までの移動のみですが、空港から170kmもあります。
東海道で言うと東京から静岡・掛川くらい迄の距離なので、初日からなかなかの移動距離です。

↑初日の旅館近くの川。水は流れてはいますが、ほとんど雪に覆われています。

温根湯温泉、このツアーに参加するまで知らなかったのですが、とっても良い温泉でした。

宿泊した大型旅館(←2023年時点で廃業している模様…)の温泉はかなり広く、奥が洞窟のような造りで照明がほとんどなく、かなり薄暗いのです。また湯気で周囲が見えづらい為、本物の洞窟内にいるようでちょっと冒険気分になります。この旅館、写真で残せていないのが残念です。また行きたかったなぁ。

ちなみに旅館の外、敷地外に足湯もありました。雪景色の中で入る足湯ですが、ちゃんとビニールシートで覆われた小屋になっているので寒くありません。

二日目は温根湯温泉→能取岬→北浜駅→野付半島→阿寒湖温泉の移動で340km。
これ、東京から近江八幡(←滋賀県)くらい迄の距離があるそうで、北海道内のバスツアーは毎回、移動距離に驚きます。ドライバーさん、本当に凄いですよね。

野付半島にはエゾシカとキタキツネがいました。
バスの中から窓ガラス越しに撮っているので青い写真になっていますが、たくさん野生の動物をいとも簡単に見れた事に驚きました。

そして夜、阿寒湖での氷上フェスティバルなるものを見てきましたが、あの寒さの中、特設ステージで軽やかに歌う島谷ひとみさん。
気温-11℃の中、私達は自前の防寒着の上に、さらにホテルで渡されたベンチコートと言うかどてらのようなものまで羽織っているのに、プロって凄いわ〜。

翌日、朝に阿寒湖を散歩しましたが、ま〜寒い事!でもとてもキレイな景色が見れました。阿寒湖に流れる小さな川からはなんと湯気が!決してお湯が流れているワケではありません。ここでは凍っている事がデフォルトなんですね。

三日目は阿寒湖温泉→天都山→網走港→女満別空港で110kmの移動。
東京から富士(←静岡県)くらいなので、もはや移動距離が少なく感じています。

網走では流氷船で流氷を見てきました。
この日の海の上は思った程寒くなく、前日の阿寒湖の方が遥かに寒かったです。氷上の動物は見る事が出来ませんでしたが、写りたがりのカモメがいたのと、流氷を見る機会はそうそうないので楽しめました。

北海道のツアーは移動距離が長いので、いつもかなり慌ただしい事が多いです。
夏になったら1つ1つの場所を個人でゆっくり訪れてみたいですが、冬でないと見られない景色もあるので、この時期に行って良かったです。

↑寒かったのですが、ソフトクリームはちゃんと食べました。