ケチケチ旅 出雲①

2023年9月中旬

出雲へ弾丸旅行してきました。
一応、名目上は二泊三日の旅ですが、初日は夜出発、寝台列車で移動の為、観光なし。
そして翌日10時過ぎに出雲市着、そのまま観光・宿泊→翌日15:30に出雲市発→22:00過ぎに東京着…という、出雲滞在時間29時間程度のなんとも慌ただしい旅行でした。

今回の旅行の目的は
寝台列車に乗ってみたい
出雲大社に行きたい
の2つだったので、弾丸旅行でもまぁ良いのと、近畿日本ツーリストのツアーを利用した為、個人で手配するよりだいぶお得に行かれましたが、二泊三日のスケジュールではかなり慌ただしかったです。

サンライズ出雲の乗車券(個室)を普通にJRで購入すると22,000円以上し、(※個室のグレードによって金額が変わります。)これに帰りの特急+新幹線代が20,000円以上かかるので、往復交通費だけで42,000円を超えますが、近ツリのツアーでは往復乗車券にホテル代+朝食がついて今回は39,300円でした。(※ツアー代は出発日によって少し異なります。)サンライズ出雲に乗るパッケージツアーは他の旅行会社では結構高めですが、今回利用したツアーはとってもお得でした。

こちらはソロ個室内の写真です。今回の個室は上階だったのですが、扉を開けると目の前に三段程の階段があり、人一人通るのがやっとの幅です。下階より上階の方が荷物を置くスペースがあったり天井も高いらしく、一般的には上階の方が条件的に良いらしいのですが、荷物の多い人やぽっちゃりさん(←自分含む)は下階という選択もアリかもしれません。

部屋の狭さは寝れば気にならないのですが、起き上がると若干の閉塞感を感じました。私、別に閉所恐怖症ではないんですけどねぇ。

あと部屋の狭さ以外の欠点としては…ソロ個室の先にラウンジ、洗面台、シャワー室等があるので、通路を通る人が多く、おしゃべりしながら通る人等がいると声が丸聞こえでちょっと騒々しいところかなと思います。

とは言え、初めて乗る寝台列車、ウキウキしていたのでなかなか寝付けず。ようやく眠くなったので横になると、今度は電車の揺れで10分置き位に目が覚めてしまう始末。ずっとうつらうつらした状態で朝を迎えます。

こちらは早朝のラウンジ。夜は結構遅くまで飲んだりおしゃべりしている人達がいるようですが、さすがに早朝(6時前)は誰もいませんでした。

初めて乗ったサンライズ出雲の感想は…揺れる。ものすごく揺れる。とにかく揺れる。
進行方向に対する揺れは別に構わないのですが、横揺れがかなりあるので、久々に電車で乗り物酔いしてしまいました。伯備線に入ってからが特にひどく、宍道湖を見たりして気を紛らわせたりもしましたがダメでした(泣)

おえええっ_:(´ཀ`」 ∠):
…酔い止め薬を持っていけば良かったです。
よく考えたら在来線(東海道線他)の線路を結構なスピードで走るので揺れるの当たり前かと、乗ってから気づきました。

サンライズ出雲は天候不順だと走らない事があるそうなので、寝台列車に乗れた事、また遅延もさほどなく現地に着き、その後、少し雨に降られた時間はあったものの、ちゃんと観光は出来たので良かったです。

とりあえず滞在時間29時間(←この中にホテル滞在・睡眠時間含む)しかないので、出雲到着後はレンタカーを借り、まずは出雲大社方面へ。

着いたらもう11時過ぎだったので、ふらふらしつつも名物のお蕎麦を食べにお店へ。まだ体調が回復していなかったので2皿食べ、残り1皿は「これじゃ足りない」とボヤいていた夫にあげました。

早く体調不良を治す為にお蕎麦屋さんのすぐ近くにあったパフェを食べてみたところ、だいぶ回復。やはりスイーツの力は計り知れないです(笑)

体調が少し戻ったところでやっと出雲大社へ。この日は雨の予報が出ていて、雲も出始めていたので、急いでお参りや見学を済ませ、敷地内にある神祜殿(宝物殿)へ。

入場料は300円です。神祜殿内は写真撮影禁止ですが、とても貴重な品々が展示されていて驚きの連続でした。こちらの複製が古代出雲歴史博物館にあり、わかりやすい説明もあるので、両方見た方が良いと思います。

神祜殿を出たら予報通りの雨。思っていたよりも強い雨だったので、古代出雲歴史博物館へ移動。

本物は神祜殿にあり、複製が博物館にあるので「あ、これさっき見た!」という感じで興味深く見て回る事が出来ます。

こちら、当時の神殿の予想模型らしいです。実際にはあったかどうかわかっていないそうで、もっとコンパクトな階段の短い神殿模型も何種類か一緒に展示されていますが、天にも届く大階段を備えた神殿が当時あったらすごいですよね。建築技術どーなってるの?!って思いますよね(笑)

ものすごい情報量で2時間程度では回り切れません。とても面白かったのですが、足も疲れてきたので外へ出て参道へ甘味を食べに移動。

冷やしぜんさい。初めて食べましたが、氷がある事で粒あんがあっさりして美味しかったです。

鯛焼きならぬふぐ焼き。

出雲大社周辺にある神社等も見学後、ホテルへ移動。旅行先ではあまり熟睡出来ない事もあるのですが、サンライズ出雲であまり寝られなかった為、ホテルでは爆睡しました(笑)

ちなみに宿泊したホテルはグリーンリッチホテル出雲。駅前でもなく、外観もあまりホテルらしくないのですが、客室が綺麗で、ベッドがとても寝心地良かったので私的にはとても満足でした。

https://greenrichhotels.jp/izumo/

ホテルでしっかり疲れをとり、二日目へ続きます。

近所でお出かけ 日暮里・上野

2023年9月上旬

久しぶりに羽二重団子が食べたくなり、日暮里に行ってきました。

※経路※※

東京メトロ千代田線 大手町→西日暮里

運賃 178円(ICカード利用)

こちらのお店、以前、日暮里に布を買いに行った際にたまたま入ったお店なのですが、平べったいもちもちとしたお団子がとても美味しくて、時々思い出しては食べに行っています。

この時はまだ暑くて、西日暮里から歩いただけで大汗をかいてしまったので、お団子とかき氷のセットにしました。

その後、せっかくだから谷根千散歩でもしようかと思ったのですが、も〜暑くてそれどころじゃなく、かと言ってこれで帰るのもなんか物足りなくて、またもや上野へ移動。

※※経路※※

東京メトロ千代田線 千駄木→西日暮里

JR山手線 西日暮里→上野

運賃 324円

9月に入った(学生の夏休みが終わった)から多少は空いてるかな?と思い、国立科学博物館へ行ってみました。

…が、全然空いていませんでした(笑)こちらには久々に来ましたが、館内が綺麗になっていました。(入館料 常設展630円)

博物館によくあるパンフレット等がここには置いていないようで、最初、館内の構造がよく分からず、とりあえず進める方向へ歩き、見れるものから見て行った…という感じです。

とても人が多く、写り込まないように写真を撮るのが大変でした。

それにしても理科の範囲が広すぎる!学生の頃、一番好きな教科は生物だったので理科は好きなのですが、ここの博物館は扱う分野が広すぎてもはや意味不明…。でも全て理科なので見ていて全く飽きません!(笑)

だいぶ足も疲れてきたのと、ようやく館内のレストランが空いてきたので、遅めの昼食をとりましたが、遅くに行くと可愛いメニューはことごとく売り切れ(泣)…ちょっと残念でした。

私は普通のカレー(1000円)にしましたが、夫はジュラ期ハンバーグプレート(1400円)を注文。スイーツ等は全て売り切れていました(泣)

レストランで食事後は、閉館ギリギリまで館内を見て回りましたが、ボリュームがありすぎて時間内に見きれませんでした。

動物達もっとゆっくり見たかった…。この辺りはあと30分!あと20分!…という感じで、ほぼ駆け足で見ている状態です。

以前来たのはいつだったか覚えていないほど前ですが、その頃よりも綺麗になって、展示もわかりやすくなっていました。とても楽しかったけど、情報量多くて朝から来ないとダメですね!

国立科学博物館の外にあるクジラのオブジェ。ここも人で溢れていました。

ちなみにこの日は当初、日暮里周辺のみに行くつもりだった為、お得な乗車券等は購入しなかったのですが、都営バスの1日乗車券(500円)を使って移動しても良かったかもしれません。

ケチケチ旅 日光

2023年8月下旬
日帰りで日光へ行ってきました。

距離的にちょうど良い(?)ので、青春18きっぷを使って行きたかったのですが、夏は毎年、別のイベントがあり、青春18きっぷで何度も小旅行をする時間がとれない事に気がつき、泣く泣く諦めました。
…という事で普通に東武線特急で行く事にし、事前に特急券だけネット購入したものの、8月前半〜中旬にかけて、なんと新型コロナに感染してしまい、そこから1週間動けず、イベントをこなすだけでもう精一杯でした。

で、イベント終了後、さて、日光どうする…?感染中はベッドに張り付け状態だったから気分転換に出かけたいけど、激しく体力落ちているからどうしようかと考えた末、体力が落ちているからこそ(無理せず)少しでも歩いて早く体を元に戻した方が良いかと思い、行く事にしました。

※※経路※※
東武線特急リバティけごん1号 浅草6:30→東武日光8:25
運賃 3043円(ICカード利用)

東武線は安くて良い!この時、9月に旅行に行く事が既に決まっていたので、日光は極力ケチケチ旅行で行きました。

日光は良いお天気で日差しも強く日向は暑いですが、それでも東京よりは全然マシです。この時期、東京では蛇口から出る水はぬるま湯ですが、日光ではキンキンに冷えた水が出てくるのでびっくり!
駅前で少し写真等を撮った後、バスに乗り、二荒山神社前で下車。

※※経路※※
東武バス 東武日光駅→ 大猷院・二荒山神社
運賃 350円

神社内には風鈴がたくさんありました。

夫が日光東照宮に行った事がないと言うので、二荒山神社はさらっとだけ見学し、すぐ日光東照宮へ移動。拝観料は1300円で自販機から購入しますが、9:30位の時点でもう混んでいました。

三猿・眠り猫等の有名どころを見学し、家康のお墓も(階段きつかったですが)ゆっくり上がって見てきました。

時間の都合で宝物殿には寄らず、昼食をここで済ませ(1200円程)お土産の日光福徳大福(5個入で1300円程だったかな?)を買って神橋へ徒歩で移動。

神橋を渡るのは有料で300円ですが、せっかくなので渡ってきました。(橋の通り抜けは不可)
川も水が綺麗で、赤い橋とのコントラストが美しくいつまでも眺めていられますが、またしても時間がないのでバスで東武日光駅へ戻ります。

※※経路※※
東武バス 神橋→東武日光駅
運賃 220円

東武日光駅から少し歩いたところにJR日光駅があり、駅舎がピンク色で可愛いとの事なので見てきました。

今回の旅行が宿泊・レンタカー移動だったら、自然景勝地に行きたかったのですが、日帰り・公共交通機関での移動なので、あまりあちこちに行かれません。でもこれだけだと物足りないので、この後、日光江戸村へ移動。

日光から鬼怒川温泉側への移動は結構面倒で、時間もかかります。日光江戸村も遅くに行くと色々な催し物・演目が終了してしまうのですが、実は日光江戸村大好きなので、めげずに向かいました。
東武日光から途中駅で降り、そこからバスで移動したのですが、夫がその場で検索したルートの為、駅名等を忘れてしまいました。

14時過ぎに日光江戸村に付き入園。入園料は5000円程です。朝から入園するのと14時以降の入園とで金額が変わるのですが、17時閉園なので可能なら早く行った方が良いです。

ここには10年以上ぶりに来ましたが、当時と比べて少し園内が変わっているようでした。以前よりも有料サービスが増えたような気もしますが、それでも園内に江戸の人々(←スタッフ・役者)がいるのはいつ見ても面白いですね〜。

昔、来た時はあの水戸黄門(某テレビ番組の!)がいたり、とてもわかりやすい越後屋がいたり、どこからどう見ても風車の弥七がいたりしましたが、以前よりも園内を歩いている演者さんが減ったような気がしました。もしかして新型コロナのせいかしら?

暑かったので園内を流れる川で足水しました。
ちゃんと足を浸かれるように、川の中に椅子が置いてあるのです。この川は当然、作り物ですが、水の冷たい事!とっても気持ち良かったです。

魁道中や水芸等を見て、17時に日光江戸村を出て、バスで鬼怒川温泉駅へ移動。

駅前にある足湯に浸かり、電車の時間まで時間を潰しつつ、もう駅弁等は駅で購入できないので、コンビニで夕食を調達し帰路につきました。

※※経路※※
東武線特急リバティ会津152号 18:55 鬼怒川温泉発 → 21:05 浅草着
運賃 3231円

ヘトヘトになりましたが、とっても気分転換できて楽しかったです。日光観光は浅草→東武日光間の移動は電車で、日光駅に着いてからはレンタカーで移動する方が良いかもしれませんね。ただし、場所によっては道が混んでいたので、これが正解なのかは謎…。

日光江戸村で食べたみかんのかき氷。とっても美味しくて、お値段800両(ミルク入りは900両)でした。※100両=100円。

近所でお出かけ 上野2

2023年7月中旬

10年位前にたまたま通りかかった不忍池の蓮がとても綺麗で、いつかちゃんと見たいと思っていたのですが、なかなかちょうど良い時期にそれを思いださず…今年、ようやく見る事が出来ました。

ネットで調べると不忍池の蓮は有名なのですね。
しかも朝早く行かないと花が閉じてしまうとの事。
早い人は6時頃から見に行っているそうですが、それはちょっと無理なので、8時くらいに不忍池に着けば良いかな…と思っていたら案の定、寝坊し、着いたのは9時過ぎでしたが、まだ咲いていました。

蓮の花は4日間に渡って咲くそうで、早朝に咲きお昼前には閉じる…を繰り返し、4日目に咲いてそのまま散るのだそうです。

この日は快晴ではなかったのですが…蒸し暑い。
晴天の方が青空とピンク色の蓮のコントラストが綺麗かもしれませんが、それだと暑くて長時間いられないでしょうから曇天くらいがちょうど良いと思うのですが、曇天でも日本の夏は暑いんですよね〜。汗をかきながら写真を撮りました。

また園内を散策しながら、せっかく来たのだからとボートにも乗りました。
不忍池内なので多少涼しいかと思いきや、ペダルを漕いでいないと風に流されるので、割と懸命に漕ぐハメになり、結局暑かったです(笑)

ちなみにボートは3種類あって、今回はサイクルボート(30分700円)に乗りました。
30分って短そうで、漕いでいると意外と長く、しっかり足が疲れました。

その後、園内のベンチで休憩し、また蓮を眺めて歩いていると、向こう側に行かれない柵が出てきました。柵の向こうにも蓮があるので見たいのですが、これは…?と端まで行ってみると、柵の向こうは上野動物園のエリアだという事がわかったので、久々に上野動物園に入ってみる事にしました。(入園料600円)

コロナ禍で動物園に行っていませんでしたが、上野動物園、いつの間にか綺麗になって、改装されていました。動物舎の場所も変わっているし、レストラン・食堂・お土産屋さんも以前より多くなっているし、またベンチの数がすごく増えていて、長時間いやすいようになっていました。

園内でお昼を取りましたが、大して並ぶ事もなく席も(外は)空いていました。カレーライスとアイスコーヒーで1200〜1500円位だったかと思います。

パンダは50分待ちだったので見てきませんでしたが、久々の大きな動物園、とても楽しかったです。

↓ゾウ、これは砂浴び中かな?

↓ヒグマかツキノワグマかわからないのですが、暑くてひっくり返って寝ている様子(笑)

プレーリードッグ達も暑くてベニヤ板にへばり付いていました。木の板、多少は涼しいのかな?

↓ミーアキャットは暑くて放心中。そのうちコテっと倒れました。(大丈夫か?!)

以前はよく動物園に行っていたのですが、コロナ禍中は事前予約しないといけなかった為、行きにくく、また以前のように普通にふらっと行かれるようになって良かったです。

ちなみにこの日は上野以外、立ち寄らない予定だったので、1日乗車券などは購入しませんでした。

音楽と温泉の旅 松本・長野・上田②

旅行3日目は長野で善光寺と城山動物園へ。
善光寺にはバスで行く予定が、夫が電車で行きたいというので急遽変更したところ、電車が1時間に1本しかなく、長野駅で待ちぼうけをくらい、売店で売っていたパンを食べながら待ちました。

…とは言え、長野駅に地下鉄がある事を知らなかったので乗ってみて良かったですが、印象としては全体的に設備が古く、薄汚れた壁や仄暗いホームなんかまるで美内すずえの漫画に出てきそうなイメージです(笑)←この漫画、後で調べたら「妖鬼妃伝」という漫画で、地下鉄の線路から駅ホームに人形の霊が出てくるシーンがあるのです。読んでからもうウン十年経っているというのにまだ記憶に残っていたとは…。

※※経路※※
長野電鉄 長野→善光寺下 
運賃170円

で、目的の地下鉄の駅は「善光寺下」で、善光寺からは全く近くないのです。この風景のどこに善光寺があるのか?と思うような普通の住宅街をしばらく歩く(※坂道を登る)と急に賑やかな参道の途中に出るので、長野駅からはやっぱりバスで行った方が良いかなと思います。

↓拝観前に早速ぬれ煎餅を食べています。

善光寺に来るのは初めてではないのですが、前回の記憶がだいぶ薄れているので、拝観は楽しめました。ちなみに拝観料は共通券を購入、1200円でした。
お堂の中を拝観する際は(当たり前ですが)靴を脱ぐので、足裏が早く疲れてしまい、休み休み巡りました。

その後は善光寺に隣接する城山動物園へ。
ここはこども動物園なので大型獣はいないのですが、久しぶりの動物園。動物が見れて良かったです。

新型コロナの影響で入れない施設や中止しているイベント等もありますが、事前予約不要、さらに入園無料で入れる動物園なんてありがたいです。

この時点でもう足が疲れまくっているのと、結構天気が良くて暑いのに強風だった事もあり、善光寺参道内のカフェで休憩を兼ねながらかき氷を食べ、その後、長野駅へ戻り上田へ移動。

※※経路※※
アルピコ交通(バス)善光寺大門→長野
運賃190円
北陸新幹線 長野→上田
運賃2990円

ちなみにここでも各駅で行かれるところを、疲れていたので贅沢して新幹線を使ってしまいました。(←在来線だと45分かかるところを新幹線だと12分で着きます。)

上田駅は新幹線の各駅電車が止まる駅なので、小さくはないけれど大きくもないので、飲食店があまりないのです。
駅前を外れてしまうとお店が全くない感じだったのと、まさかの上田のアリオのフードコートで夕食を済ませました(笑)
アリオは地元にもあるのですが、入っている飲食店が少し違うので、これはこれで楽しめました。

この日のホテルは東横イン上田駅前。
ツインで一人あたり5200円程で、朝食(軽食)がサービスでついています。
この朝食、レストランではなく、受付横にある小さなラウンジというか、テーブルと椅子が数脚おいてあるスペースで食べるのです。
朝だけ配膳係の人がご飯の用意をしていて、スペースの使い方が面白いな〜と思いました。まぁ、みなさんパパッと食べてすぐ出発するので、これで十分ですよね。
ちなみに朝食は無料サービスなので食べても食べなくてもどちらでも良く、コーヒーだけでもOK(しかも持ち帰れる)という感じなので、とりあえずは様子を見に行ってみる方が良いかと思います。

https://www.toyoko-inn.com/sp/search/detail/00113/

長野旅行4日目は上田から別所温泉へ。
たった2両で走るローカル線に乗って、長野県最古と言われる温泉地へ向かいました。

※※経路※※
上田電鉄 上田⇔別所温泉 
運賃 往復1180円

上田駅から別所温泉駅までは30分程度で着きますが、よくある有名温泉地とは少し違っていて普通に民家がたくさんあります。集落の中に温泉があるというイメージで、最低限の観光地化しかされていないので、要はとっても渋い。小さな子供連れで来る感じではないかな〜と思いましたが、私は別所温泉の渋さ、とっても気に入りました。

渋い落ち着いた温泉地とは言っても、旅館はそこそこ数があって、こういうところを事前に調べて、ちゃんとそこに泊まる人って旅行好き(温泉好きかな?)なんだなぁと感心しました。
私達なんて宿泊は地方都市の激安ホテルだもんね。

ハイキングの格好で来ている年配のご夫婦もいて、駅から少し離れた場所に行くのかな?いやー、みんな良い旅行してるんだなーと、これまた感心。
私達なんかたまたま別所温泉に気がついてやって来ただけだもんね。

この別所温泉、要所に足湯があり、無料で利用可能なのでとりあえず1ヶ所、大湯足湯に入ってきました。ここの足湯は少しぬるめで、軽く硫黄の匂いがしました。

その後、大湯薬師堂へ。
古いお堂で渋い!他の観光客もいなかったのでとっても静かでした。ここは夏は草がすぐ生い茂ってしまうようで、私達が行った時は地元の方が草刈りをした直後のようでした。
ここにおみくじがあったのでひいたところ中吉でした。

それから北向観音へ。ここの手水舎は温泉で温かいお湯が出ていて、よく見ると説明があるのですが、お清め時にちょいちょい驚いて悲鳴をあげている人がいます(笑)ちなみに私も驚きました。
ここへ来たら急に少しだけ観光地化されていて、飲食店やお土産屋さん等があり、休憩もここで取りました。

その後、国宝八角三重塔へ。
ここを見るのは有料ですが、三重塔の目の前まで行かれるので、絶対見た方が良いです。
また、緑豊かで歩いていてとても気持ち良かったです。

この辺でもう足湯の効果が切れて、また足が疲れていますが、頑張って戻り、参道近くのお蕎麦屋さんで昼食。
帰り時間を気にしつつも温泉にも入りたいので、熱々の蕎麦を飲み込んだ後、立ち寄り湯の大湯へ。

いやー、ここの温泉、すごく気持ち良かったです。時間がなくて10分も浸かっていませんが、それでも全身の疲れが吹っ飛びました。
また行きたいです。他にも立ち寄り湯いくつかあるので、ぜひ入ってみたいです。

別所温泉ではこんな感じでバタバタでしたが、駅前でお土産も買え、さらに予定より1時間早く上田駅に戻れたので上田駅周辺も観光。
上田市内の真田丸推しがスゴくて、真田丸っていつ放送してたんだったっけ?とついスマホで検索してしまいました。(←2016年だそう。)

上田城跡公園と柳町を見てきましたが、ひっきりなしに歩いているので、また足が疲れてしまいました。うぅ、早くも温泉の効果が切れた…。

※※経路※※
北陸新幹線 あさま622号 上田15:37→東京17:12
運賃 6790円

最終日はバタバタでしたが、帰りの新幹線にも間に合い、無事に帰ってくる事が出来ました。
今回は旅行会社のツアーパッケージを使用していないので、かなり自由に周る事ができました。
またこういう自由な旅をしたいです。

音楽と温泉の旅 松本・長野・上田①

2022年8月下旬

夏季休暇を利用して松本・長野・上田に行ってきました。今回はパッケージツアーは使用せず、すべて個別で手配しています。

※※経路※※

特急あずさ13号 新宿10:00→松本12:37

運賃6620円

各駅の旅ではないので朝はゆっくりめの出発です(笑)お昼に到着し、松本駅前でランチ。

山賊焼定食、とても美味しかったのですが、もの凄いボリュームでした。注文前に量を確認するべきでした…。

ランチを済ませ、荷物をホテルに預けた後は松本市内の時計博物館へ。何度も松本に来ていますが、意外と箱物施設に入っていなかったので楽しかったです。入館料は310円です。

古い時計なのに、大半がちゃんと動いている事に驚きました。メンテナンスしてると古くてもちゃんと動くものなんですね。
そしてこれらの時計、時間になると鐘やチャイムが鳴るので、一斉にボーンとかゴーンとか鳴り出すので、これまたビックリ。
…夜とかちょっと怖そうですが(笑)、江戸時代の錘で針を動かして時刻を差す時計なんかもあって、とても面白かったです。

そして夜はサイトウキネン…いや、セイジ・オザワ松本フェスティバルの公演へ。もう何度も聴きに来ていますが、今回は久しぶりにオーケストラ公演を聴いてきました。

東京は世界各国から様々な団体が来日し公演を行っていますが、それなのにわざわざ松本にまで行って聴く理由は何か?…それは特別感、非日常感に他ならないです。災害級に蒸し暑いコンクリートジャングルの東京から脱出し、避暑地で聴く素晴らしい音楽は私にとって特別で非日常です。

コンサート終了後は小澤征爾氏も登場し、大喝采の中、終了。良かった…本当に良い演奏でした。チケット奮発してS席をとった甲斐がありました!…その代わりホテルは激安ビジネスホテルですけどね。

そして、松本に行ったら馬刺しを食べるというルーティーンもこなさなければならないので、当然、飲み屋さんにも行きましたが、新型コロナの影響なのか?飲み屋街に人が少なくてビックリ。以前はもっと賑わっていたのに。でも馬刺しは変わらず美味かったです。

ちなみにこの日の激安ビジネスホテルはスーパーホテル松本駅前。二段式ベッドの入っているシングルのような部屋(←しかもベッド上段はかなり狭いのですが、夫に寝させました(笑))で一人当たり4700円位だったと思います。

https://www.superhotel.co.jp/s_hotels/matumoto/sightsee.html

旅行2日目も松本市内観光。
まずは行った事のなかった松本市美術館へ。
草間弥生の企画展・コレクション展示両方見てきました。通常展示410円、企画展は別料金です。

美術館内には要所に休憩用の椅子があるのですが、ある場所の椅子に草間弥生の版画の作品集が置いてあったので、本物の作品と本の作品集とを見比べてみました。
作品集は当然、カラーで印刷されているのですが、全然、本物の方が良くて、実物を見る大事さを感じました。

…と言いつつもこの作品集ちょっと興味あって、裏表紙の値段を見たら8000円。あと分厚くて重くて大きい。(←イメージは電話帳。)
とりあえずまだ旅行は続くのでお土産以外の荷物は増やせず、中身をさーっと一通り見て、静かに椅子へ戻しておきました。

その後、お昼を美術館内のカフェで済ませ、午後からは松本市内の井戸巡りへ。

この井戸巡り、各井戸はそんなに離れてはいないはず。そして天気が良くて少し暑いとは言っても東京の比では全然なく日陰に入ると涼しいくらいなのに、この日はすごく歩くの疲れました。

足は疲れていますが頑張って松本駅へ戻り、這うように長野へ移動。疲れまくっていたので、各駅でも行かれるところを特急で移動という贅沢をしてしまいました(笑)

※※経路※※

特急しなの15号 松本16:05 長野16:58

運賃2370円

ホテルで1時間程気絶後、夕食は夫ご所望の蕎麦にしました。ちなみにここでも馬刺しを食べました。

ちなみに長野で宿泊したホテルは長野第一ホテルというところで、こちらもツインで一人6000円程度です。もっと安価なホテルはありましたが、利便性も考えてこちらにしました。ホテルの設備は新しくはないのですが、自販機のカップ飲料が宿泊者は無料だったり、朝食がお蕎麦といなり寿司のセットで、朝からお腹いっぱいになりました。最近のビジネスホテルって色々とサービスが面白いです。

https://www.nagano-daiichi.jp/

3・4日目の長野・上田観光に続きます。

楽器の旅 浜松

2023年6月中旬

JR東海ツアーズのずらし旅というパッケージツアーを利用して浜松に行ってきました。

冬に青春18きっぷを使用して静岡までは行きましたが、浜松となると観光して日帰りするのは少しキツくなってくる距離なので、今回は新幹線を使いました。

このずらし旅は、新幹線の便も選べ、かつ新幹線正規料金より少し安く、さらにおまけのクーポンも付いてくるので、結構お得です。
なお今回のツアー代は日帰りで一人13700円です。

今回、浜松に行った理由は楽器博物館を見たかったからです。
ちょうど梅雨時期ですが、もし雨だったとしても博物館なら屋内なので問題ありません。楽器博物館以外にも他にも屋内施設はあるし。もし当日、天気が良ければ東海道線で数駅先の弁天島駅にも立ち寄ってみよう!…というユルい感じで計画していました。

※※経路※※
東海道新幹線ひかり503  東京8:03→浜松9:27

東海道線だと東京→浜松間は約4時間半ですが、新幹線(ひかり)なら移動時間は約1時間半です。
なんてラクに浜松まで来れたのでしょう!
各駅旅行を経験したからこそ新幹線の速さにひたすら感動…(笑)

東海道新幹線は何度も乗っていますが、浜松で降りるのは今回が初めて。新幹線改札口を出るとすぐにスズキとカワイのブースがあります。
公共スペースにあるストリートピアノはたいていがアップライトピアノですが、さすが楽器の街だけあって、ここにはグランドピアノが置いてありました。

浜松駅から楽器博物館までは徒歩で行かれます。案内板もあるので特に迷う事なくいかれますが、入口が工事中だった為、ここだけ少しわかりにくかったです。

ちなみに入場料は800円で、1階と地下1階のフロアに所狭しとたくさんの楽器が展示されています。

1階は民族楽器が展示されていましたが、アジア圏の楽器は装飾がとても美しく、まるで置物のようです。当然、日本の楽器(琴・三味線・尺八・琵琶など)も展示されていますが、普段あまり目にする事のない珍しい楽器の方についつい興味が向いてしまいます。

地下1階は欧米の管楽器・弦楽器・ピアノ・電子楽器・体験コーナーがあります。
ちょうどセルパンという楽器の説明が始まっていたので、話や音などを聞き、その後、セルパンにも触らせていただきました。

弦楽器やフルート・オーボエクラリネットファゴット等の木管楽器古楽器の時点でもうすでに原型が完成されていて、そこに操作性や音量等が改良されていった…という感じなのですが、金管楽器とサックスはもの凄い変化をとげていて、なかなか興味深かったです。

この楽器の開発中、担当者、考えすぎて相当迷走したんだろうな〜と思わせる謎な楽器もありました(笑)

電子楽器はキーボードやシンセサイザー等が展示されていて、当時のメーカーから発売されたおもしろ楽器等もあり、こちらも迷走感が凄かったです。

ピアノは17世紀頃から現代にかけて、どのように構造が変わっていったのか?ちゃんと鍵盤とハンマー部分の輪切り見本があり、とてもわかりやすく展示されていました。

明治時代のピアノもありましたが、この頃のピアノには楽譜置きの両側に蝋燭を灯す為の燭台がついているのですね。演奏中少し熱そうな気が…?

とても楽しかった楽器博物館ですが、お腹が空いてきたので駅前に移動。お昼はツアーに付いているクーポンを利用し、浜松餃子とチャーハン又はラーメンのセットを食べましたが、まぁボリュームのある事!

このセット、半ラーメン…いや3/4ラーメンに、1個の大きさは小さめだけど12個もある餃子にさらにプラスでライスが付いているので、料理が出てきた時、驚いて目玉出そうになりました👀(ちなみにドリンクと、不思議な湯飲み茶碗も一緒に付いてきます。)

このずらし旅についてくるクーポンは食事以外にもたくさんあるのですが、今回は食事を選んだ為、お昼代は無料。とってもお得です!

その後は天気が良かったので、東海道線弁天島駅へ移動し、浜名湖を見てきました。
弁天島から見る浜名湖は位置的にはだいぶ海より…というか端の方で、この日は風が強かったですが、水は綺麗で、クラゲや稚魚がたくさん泳いでいました。

その後、浜松駅に戻りバスで浜松城へ。
このお城は復元されたものだそうですが、結構、観光客が見に来ていました。
お城としてはだいぶ小ぶりですが、城内には所狭しとたくさんの展示があり、映像での説明等わかりやすかったです。

そろそろ帰りの時間が近づいてきたので浜松駅に戻ったところ、駅前がカオス状態。
地元市民吹奏楽団の演奏の少し先では男性アイドルグループのミニライブ。さらにその少し先に大道芸人によるパフォーマンス。またその先の遠鉄百貨店の前では出店がたくさんあり、イベントを開催していたようでした。
人もたくさん溢れかえっていて、浜松駅前は週末はいつもこんな賑やかなのでしょうか…?遠鉄百貨店でお土産を買い、帰りの新幹線で帰路につきました。

※※経路※※
東海道新幹線ひかり516  浜松18:17→東京19:42

当たり前ですが、新幹線なので帰りも1時間半で東京駅に着いています。は…速い!ラク!新幹線スゴイ!!優雅に写真なんて撮っていられます。

↑帰りの新幹線内で食べましたが、このお菓子、ものすごく酒のつまみでした(笑)