近場でお出かけ 上野

2023年1月下旬

昨年末からたまたま縄文時代弥生時代と遺跡を見たもので、次は古墳時代のものを見てみようと思い調べてみたところ、全国にある古墳から発掘された出土品は区の歴史資料館や大学の博物館や東京国立博物館等に保管されているとの事。

ん?!東京国立博物館って、あの上野の?!
こ、こんなに近くに…灯台下暗しでした。本当は古墳とセットで見た方が良いのでしょうが、他の用事と兼ねての外出の為、とりあえず今回は古墳には行かず博物館のみ行きました。

今回は東京メトロ24時間券を利用。600円で24時間使用できるので、一番安い170円区間を4回乗るともう元がとれてしまいます。

おつかいの為、日本橋三越前と経由してから上野へ。

ここは東京文化会館国立科学博物館国立西洋美術館上野動物園東京藝術大学等、施設がたくさんあるので元々人が多い場所ですが、この日は上野公園内でイベントをやっていたのでさらに人が多かったです。屋台から良い匂いが漂っている脇を通り、東京国立博物館へ向かいます。

入館料 1000円(常設展示)

チケット売場は少し混んではいましたが、券売機はたくさんあるので、そう時間はかからず購入し入場。敷地内にはいくつかの建物がありますが、平成館の考古展示室へまっすぐ向かいます。

この展示室、広い東京国立博物館の中では一角に過ぎないのですが、それでもすごい数の出土品が展示されています。パネルもあって対象の時代がわかりやすく説明されています。なお写真の時代背景は土偶縄文時代、埴輪・青銅鏡→弥生時代古墳時代です。

この埴輪、琴を弾いているそうです。この時代に既に琴があったのですね!

平成館内で恐竜のイベントをやっていたせいか?割と多くの小さな子供連れ家族が見に来ていましたが、未就学児が考古展示見て意味がわかるのかなぁ?わかったらスゴいなぁ…と思っていたら案の定「つまんなーい!」と言っている子供(笑)そうだよね〜。大きくなって興味が出てから見にくるのでも全然遅くないよ!

それにしても展示数の多さに驚きましたが、この考古展示室は旧石器時代から江戸時代までのものが展示されているので、それぞれの時代のものは実はそんなに多くないのかもしれません。でも教科書に載るような有名な出土品がたくさん展示されているので、とても見応えがあります。

考古展示室を見た後、足も疲れて来たので帰ろうかと思ったのですが、せっかく来たんだから少しは他の館も見ないと勿体無いかな?と思い、とりあえず本館へ移動しましたが…情報量が多すぎて覚えられません(汗)スゴいの一言に尽きます。丸一日いても良い位のボリュームで、常設展全て見て1000円ならかなり安いのではないかと思います。

本館のお土産屋さんで自分用に埴輪手拭い、夫用に埴輪笛、埴輪クリアファイル、親用に八橋蒔絵螺鈿硯箱缶入クッキーを買いました。埴輪クッキーとかあったら買ってきたのですがどうやらない模様。なぜか埴輪角砂糖は売っていましたが、私だったら埴輪クッキー・埴輪チョコレート・埴輪アイスを商品化して売るけどなぁ…とつい脳内プロデュースしてしまいました。(※埴輪ぬいぐるみは売っていました。)

お土産を買った後はもう足が疲れてしまったので帰りましたが、全く見ていない館もあるのが少し心残りでした。

国立東京博物館は今回初めて行ったのですが、この規模は本当にスゴい…うーん、これぞ東京ってカンジです(笑)もはや語彙の崩壊で何を言っているのか意味不明と思いますが、東京在住のクセに「やっぱり東京って何でもあるわ〜」と今更思った事と、同時に実物を見る事の大事さについても再確認しました。展示品も定期的に替えているそうですし、ぜひまた行ってみたいです。

用事をこなすと言いつつ、途中でスイーツを食べたり購入したりもしています(笑)